田舎から東京に出てきてもう5年。

新卒で入社した会社のために粉骨砕身、真面目に働き、それなりに結果も出してきた。

つらいことも多いけれど、なんとか文句も言わずにやってこれた。

仕事に関してはこれからも頑張っていくつもりなんだけど、

そろそろ結婚も考える歳だ。

友人や同僚にも既婚者や子持ちも増えているし、やっぱり独り身は寂しい。

どこかで良い出会いがあればいいんだけどなあ。

そんなことを考えながら、眼前には自宅マンションが見えてくる。

つらいことも多い東京での生活だけど、一つだけ好きなところがある。

どんなに夜遅くでも、どんなに暗い気分でも、帰るころには街並みがとても明るいのだ。

うちのマンションも例にもれず、どの部屋にも明りがついているのが分かる。

田舎から出てきて初めてのときなんて、相当ビックリしたものだ。

まさか自分がこの明りの中で生活していくなんて、昔は想像もできなかったなあ。

（↓解説はこのまま下にスクロールしてね↓）

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解説

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全ての部屋ということは、この人の部屋にも電気がついているということだよね。

この人は独り身みたいだから、誰がつけたんだろう？という話。

朝出るときに消し忘れただけだったらいいけど。。

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