第5話

家の自分の部屋には、最初に入った時から、何かの霊の存在を感じた。部屋に入った時、なんとなく、ちっちゃな可愛らしいお人形さんの存在を何体か感じたんだけど、実際には部屋にはお人形さんは置かれてなかったから、きっと以前、住んでた人の持ってたお人形さんの残像なのかなあと思った。

夜、寝てたら、霊が活発になるのを感じる。ふとんに入って寝てると、机の上の本やノートが、がさがさ音をたてる。パラパラ軽くめくられる。なんだなんだ?って思ってると、自分の寝てる上のほうに、なんとなく存在を感じたりする。

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