考え方の問題です。

私が物語を書き綴ることで誰が喜ぶのだろう。

私が物語を書き続けて何を為せるというのだろう。

何のため？　誰のため？　必要なのか？　必要とされているのか？

こんな考えは誰しも浮かびます。

書くことへの疑問というより、自身の在り方への不安でしょう。

何もない白い紙、何もない白い画面に文字を並べて物語にする作家は、他の人より諸々なことに対して敏感です。敏感であるべきです。

でも、できれば自分の内部に向かう負の感覚には鈍感になりたい。

結局何が言いたいの？　誰が求めてるの？　私は必要とされているの？

考えない方がいい。答えを求めない方がいい。答えなんか見つからない方がいい。そもそも疑問を持たない方がいい。

分かってはいてもね、ネットが広大であるが故に、怖くなりますよね。

そう、考え方の問題なのですよ。分かっているのです。

ついつい思い悩んで凹んでしまった時。

短編でもいい。面白い作品を見つけたら、思い切り感動を伝えて、レビューを書いてみましょう。

そうしたら、自分も救われる気がする。

みんな、少なからず苦しいから。真摯に立ち向かえば立ち向かう程。

でも、楽しかったことに「楽しかった」と言えば、自分も書く楽しさを思い出せるから。

書くのは、読むのが楽しいと知っているから。

「楽しい」と読む誰かがいるのを信じているから。

書くのが「楽しい」ことだと思い出せるから。

だから、休むことはあっても、ずっと書いているのです。

頑張ろう、私。（「頑張って」と言って良いんですよ！）

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