第45話 十分の一の繋がり
平均的に、世の中の人の十人に一人とは、大きな努力することもなく一定のコミュニケーションが取れるそうです。
学校であれば、クラスに3、4人は喋る相手ができる、ということですね。
ここはカクヨム。
当然ここでWeb小説の話に切り替わるのですが、十人に一人は、気負うことなくお互いの作品を楽しめる人がいるということです。
実社会で友人を増やそうと思ったり、取引先の相手との関係を良好に保とうとしたりするときは、自分の趣味を我慢し、意見を抑え込み、相手の意見に妥協して尊重するなどの努力が必要です。
でも、Web小説で、そういった努力は必要でしょうか?
私は、自然に繋がれる十分の一の人たちが居ればそれで満足です。
また、その十分の一の人たちを捜すのが楽しいという側面もあります。
もちろん、十人いたら五人と繋がりたい人もいるでしょう。
それはその人の才能です。私にはありません。残念ながら。
才能がないから努力しない。
一見怠惰に見えるかもしれませんが、自然体と呼んでください。
無理や無茶は歪みを生みます。
私はその歪みができた時の対応が人一倍苦手なのです。
面倒になってリセットボタンを押しちゃいがちです。
ゆっくり、ゆったり、自然に任せて、漂うのが一番。
もう、読み合いなんてしない。
改めてそう誓った、梅雨の日の夕べでした。
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