第19話 高卒というハンデ

基本的に小説家という職業は学歴が関係しない職業ではあります。

しかし、文庫本の裏表紙。著者近影があって「早稲田大学文化構想学部」とかあったら、いかにもって感じはしますけどね。


さて、私は高校卒です。大学には行っておりません。しかも、工業高校卒。ああ、なんと小説家から遠い学歴か。

昔、「工業高校生の文章が読みにくい原因」みたいなタイトルの論文を見かけたことがあります。そんなに? ねえ、そんなに読みにくい?


まあ、それは人それぞれですよ。私は別に工業高校卒でもいいじゃーんって思っています。


ですが、ハンデというものはあります。

私の短編、「永遠を消す日」は読まれたでしょうか?

えーっと、今現在12PV……うん、まあ、ね。


それが何かと言いますと、舞台がある大学のゼミとなっているんです。

そう。大学という場所は、非常に小説の舞台にしやすいんです。

ですが、実際に大学に通ったことのない私は、取材するか、調べるか、想像するかしかないのです。

いいなぁ、大学生。経験として臨場感のある舞台が書ける。


今過去の自分に言えることがあるならば、バイトメインで単位ギリギリでもいい。何なら中退してもいい。大学行っとけ。

そう言いますね。ああ、夢のキャンパスライフ!

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