第7話
受験、恐らく大学受験に関する話し。母が煙草を始めた切欠は、受験勉強で寝ない様に火事に成ったら家が無くなるかも知れない煙草の火で、集中力を高める為だったらしい。私は全く煙草をやらないし、ヘビースモーカーだった母もやめようと思ったら、直ぐに煙草をやめたそうだ。母は強い意志の持ち主だった。学校生活では何かと教員達から頼られ常に生徒の代表として活動し、家では集中して受験勉強をした。母は分厚いヴァカリーの英文法通論を全部覚えた旨言っていた。そして、国立大学受験に現役で合格したそうだ。
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