第23話 七曲池の怪2
2人は自分たちが通う高校の近くなので友人に会わないかハラハラしながら取材をする。
午後の日中、池の周りを歩くが霊の姿は見えない。
暑いのでテレビ局の車の中で過ごして、夜を待つことにする。
夜になり、取材を再開する。
沙衣と美湖は、池の周りを歩くが、霊は見当たらない。
夜9時頃になる、突然、沙衣は異様な気配を感じる
「何かいるわ。」
すると、突然、池のほとりに白い着物を着た女が現れる。
沙衣は美湖に言う
「霊ではないわ。」
「人でもないわね。」
美湖が言う。
沙衣は、水の刀と水の盾を作る。
女は2人の方を見る、赤い目に額に角が2本生えている。
美湖が言う
「鬼かしら。」
「初めてよ。」
沙衣が答える。
沙衣は池の中から水の槍を作り、鬼の女を狙うが避けられる。
彼女は突っ込み刀で切りつけようとするがさけられる。
鬼は手刀を沙衣に突き入れるが盾で防ぐ。
盾からは1本の水のとげが生え、鬼を貫く。
鬼は後ろに飛び後ろに下がると池の中に飛び込む。
鬼は姿が見えなくなるのと同時に気配が消える。
沙衣は美湖に言う
「逃げられたわ。」
「あれどうしようか。」
美湖が言う。
この日の取材はこれで終わりになる。
翌日、沙衣と美湖は、夜になると七曲池の周りを歩く。
夜9時頃になると突然、昨日と同じ気配が現れる
「来たわよ。」
沙衣は美湖に言い、水の刀と盾を作る。
昨日と同じように白い着物を着た女の鬼が突然現れる。
美湖は鬼の目を狙って、手をかざし陽の光を出す。
鬼は目を陽の光につぶされ
沙衣が迫り、刀で切りつける、鬼は胸から血を吹き出す。
すると鬼は、肥大化を始める。
牛の頭に、巨大な体に変わる。
美湖は沙衣に言う
「
「ただの牛の鬼でしょ。」
沙衣は気にしない。
美湖は鬼の目を狙って陽の光を当て続ける。
沙衣は刀で左足を切り動きを止める。
美湖が焼き続けている目はつぶれてしまっている。
鬼は目をつぶされ両腕を振り回す。
沙衣は、余裕で鬼の両腕を切り落とす。
そして、首をはねる。
鬼の死体は、世間を騒がせることになり、オカルト番組は特別番組として放送される。
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