応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 徳子さんがいい意味で現実的で、強かで、異世界にいってもどこか現実味を感じながら読ませていただきました。
    現状に不満を述べるだけでなく、変えられることは変えてみる。人との関係性の限界を決めているのは相手ではなく自分自身なのだと感じました。
    とても面白かったです。

    作者からの返信

    こちらの伝えたいことを詳細に読み取って頂き、ありがとうございます。作者冥利につきるというものです。
    自分の人生なのだから、やはり自分で舵をとって出来る限り善良な方向へと修正していきたいもの。新しい事へ挑戦し続ける気概は必ずや道を切り拓いてくれるはずですから。

    励みになるコメントと評価をありがとうございます。
    このコンテストに異世界ファンタジーで出てみたい。そんな我儘を貫き通した作品ではありますが、少しでも楽しんで頂けたのなら幸いです。

  • 皮肉な感じはするけど、一応未来のあるハッピーエンドで良かったです。魔王と結婚しても今までとの環境の違いから後々揉めるかもしれませんしね。
    徳子さんが女神について言った「人の不幸が~」というセリフ、良い言葉ですね。他人の幸せを祝福できる好い人生を送りたいと思いました。
    最後、食費を節約できるようになった徳子さん、偉いです。真面目に見習いたい笑。

    作者からの返信

    今回は本気で結末に悩みました。あまりにも潔癖かつ お気楽なハッピーエンドにしてしまうと、逆にそれで誰かを傷付けたり怒らせてしまうかもしれないので。徳子さんが負い目を抱えて生きることにしたのも、ラストのそうあれかし(そうであって欲しいという願望)と言ったのも、サレ妻というテーマに全力で取り組んだ結果であります。

    実は吉光と徳子には(失礼ながら)モデルが居て…先にも語ったTRPGの創始者であるゲイリー氏とその奥様をイメージしています。ゲイリー氏はファンタジーTRPGを愛するがあまり、仲間とガレージで深夜まで遊びほうけて、とうとう奥様と離婚してしまったのです。いわば、ファンタジーと不倫したのです。
    それでも、晩年まで二人は心から愛し合っていたと手記には書かれていました。そして現在、TRPGはソーシャルゲームやオンラインゲームへと生まれ変わり、創始者の悲劇は忘れ去られようとしています。
    トールキン氏も、論文でファンタジーと大人の逃避を気にかけていました。痛みを伴う内容であれど私が書かなければダメだと感じました。

    人を祝福できるのは心に余裕があればこそ…ですね。
    ジャガイモや玉ねぎが高騰する一方で、例年並みの値段だったり売れ残ってしまった食材も多々あるわけです。先の事を考えるとそれはちょっと勿体なさすぎるかな~と。当日に使うならいけるでしょう…たぶん。
    そして、ファンタジーは必ずしも害悪ではないのです。それを愛するマニアは世界史を、サバイバル技術を、西欧の文明を、武術を、宗教を、遂には料理にまで興味を持って勉強し始めるのですから。そうあれかし、ですね。

    長い作品を最後までお読み頂いただけでなく、フォローや評価、励みとなるコメントまで賜り、心より感謝申し上げます。
    あまり私向けのコンテストではなかったかもしれませんが、楽しんで頂けたのなら幸いであります。
    次は、五分で読書の児童文学ミステリーに挑戦します。もう出来上がっているので、近々公開できるでしょう。
    どうか、今後とも宜しくお願い致します。

  • 第3話への応援コメント

    冒頭からの~でした。という文体が、不倫を告白されて徳子さん混乱しているという状況なのに妙に冷静に説明している感じで笑いました。
    魔王のいるファンタジー世界ですが、死者を蘇らせる魔法があるために戦いが続くようなことをぼやいてて現実の香りを漂わせているのがなんだかビターな感じがしますね。人間てなんだかんだ言って魔王との戦いを求めてますもんね笑。
    干し柿に関する徳子さんのお祖母さんの名言が、後々の展開に影響しそうで
    楽しみです。

    作者からの返信

    昔、ファンタジーの歴史を調べたことがあるんですよ。
    ファンタジーの源流がどのあたりにあるのかと言えば小説『指輪物語』とTRPG『D&D』に突き当たるのが定説です。そして、この二つは共に戦争と深い関係があるのです。D&Dはウォーゲームと呼ばれる世界大戦を題材としたボードゲームを参考にしたもの。
    指輪物語は魔物と人間の戦がメインですから。
    結局、異世界ファンタジーとは戦争から生まれたものなのです。

    ですが、先祖がそうだからといって子孫が同じ道を行くとは限りません。現代のファンタジーは実に多様な学習教材と化しました。その一つが私の書いている恋愛や文化を扱ったもの。
    ご存知の通り、令和と言う時代がもはや戦争の美化を許してはくれないでしょう。今後この流れは加速すると思われます。

    いつも励みになるコメントをありがとうございます。
    まだまだお見苦しい所もあるかもしれませんが、少しでも楽しんで頂けたのなら幸いであります。結末はこのコンテストに相応しい内容となるでしょう。
    徳子は魔王の妻となってしまうのか(その方が幸せな気もしますが)ご期待あれ!