夜になると気分が落ち込んでしまいます、セイちゃんはこんな時にどうしますか
『深夜0時、私はヘッドホンを付けて最寄りの自動販売機まで暗い夜空の下を歩く』
『ため息をつきながら夜道を歩く私は、ノスタルジックな世界に入り浸りながら大人になったふりをする』
『自動販売機の光が届くほどの距離まで歩いたころ、甘ったるいほどの萌え声で形成された電波な歌詞が突然私の聴覚をジャックする』
『さっきまで私の頭の中を支配していた自虐的な無限ループの思考は粉々に破壊されて、IQが溶けてしまったかのように悩んでいたことはどうでもよくなっていて……』
『コーヒーを買うためのお金は自動販売機に溶け、緑色の砂糖水に変わっていた』
配信後
「パラパラキラリ、ピカピカピカリ……また口ずさんでるし」
謎配信系Vtuber『セイレーン』 現在チャンネル登録者1246人
◆◆◆セイちゃんの締めの挨拶◆◆◆
今日も私の配信に来てくれてありがとう。
「面白かった!」
「俺もセイちゃん応援するぜ!」
「セイちゃんに俺のコメントも読んでほしい!」
と思ってくれたリスナーの皆様、よかったら★評価と
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます