第9話 Mashup through rave:所謂キーのお話
raveのCREATEで2つの曲が1つにマッシュアップされるですが、キーに関しては不規則性があります。どちらかのキーに整合されるか、そのままキーを使われるかです。
私的にはマッシュアップする際、このキーは近いかなと当たりをつけるのですが、まあ外れる時があります。raveのAIキー解析がどうなのか分かりませが、複雑なコード転調が一律下げられたり、敢えて成果物でハーモニーを狙ってるのかと、CREATEされる時が有ります。そしてまま、狙い過ぎたか中の人が過ぎりますけど、これは法則性が無い故の疑心暗鬼ですけどね。いや、きっちりAI処理だと思います。
#コーラスの高揚感のマッシュアップ。
・Kururi -Rose Flower x Denki Groove - Nothing's Gonna Change
https://rave.dj/kdJ3Kg_3xphnRw #rave #ravedj
共にコーラスが印象的な曲ですが、マッシュアップではこれでもかのコーラスをピックアップしてマッシュアップされました。電気Grooveの方では女性コーラスは五島良子。くるりの方では音源は別の方ですけど、武道館ライブの際には同じく五島良子が参加してこの曲歌ってます。まあマッシュアップには夢があるなの次第です。
#日本のアイドルはキーが高いのか。
・The Chemical Brothers - Star Guitar x RINGOMUSUME - Train
https://rave.dj/7S8Pqn7k2mHUXg #rave #ravedj
同じMV構成かなと思ってCREATEしたのですが、The Chemical Brothersのキーに合わされてます。あれ合ってないかなと思いましたが、どうやら音がぶつかるのを回避して、RINGOMUSUMEのボーカルピッチのみを下げたみたです。ここはAIの解析フィルターが入って、欧米人が本来求めるピッチ感かもと思う次第です。
まあボーカルピッチだけ本当に下げられる、AI解析って凄すぎますけどね。
#いざ、そっちですか。
・The Police - Every Breath You Take x Utada Hikaru - HEART STATION
https://rave.dj/bCqGHIUtRTa_XA #rave #ravedj
これは狙いました。raveのCREATEならば、宇多田ヒカルをコーラスに回すだろうと。確かにコーラスに回ってますけど、宇多田ヒカルの声が落ち着いているのか、攻めのピッチに上げられています。いや普段の宇多田ヒカルの多重コーラスを解析すると、有り得るピッチ上げなのですけどね。
#ボーカルのみならず、バックトラックもなのか。
・Motoharu Sano - Tonight x Koji kikkawa - MODERN TIME
https://rave.dj/X4NqkaRi3dfd-Q #rave #ravedj
やや複雑なマッシュアップになっています。佐野さんのピッチは下げられて、吉川晃司のキーボード及びギターのみがピッチをコントロールされています。raveのAIは、リフが重要と判断したら、任意のトラックのピッチをコントロールするらしいです。これハードでもソフトでも市販化されるべきですよね。
#まさかの逆転。
・Madonna - Material Girl x REBECCA - Love is Cash
https://rave.dj/d4MOklUQpng2Pg #rave #ravedj
これは大ネタの部類に入るのですが、80年代のあの欧米に習おうかの楽曲のそれです。パクリとかオマージュとかは、当時はそんなのどうでも良かったのです。私達と同じ世代の日本のアーティストが世界的アーティストに負けてないよ、むしろこれをライブで表現出来るのか、純粋に凄いです。オリジナリティはどこにあるかなんて、今が最高ならばの時代です。もっとも現代ではこれはこれのただ懐かしい感じは有ります。
いざのマッシュアップなのですが、MadonnaとREBECCAの本来のキーが逆転してます。raveのAI解析そこ迄音がぶつかるいやかなは有ります。
#解析不能は、そのまま採用なのか。
・LiSA - GURENGE x Opus III - It's A Fine Day
https://rave.dj/ldsfbVnPoyEcPg #rave #ravedj
いやLiSAもOpus III も複雑な倍音成分を持っていて、どうマッシュアップされるのかなと思ったら、原曲のピッチ感でCREATEされています。余りにも複雑なボーカル成分だったら、差し戻されるのですが、たまたまにも成功した例です。
それにしてもこの原曲2曲。ボーカルの倍音成分を生かした上で、バックトラックも官能的に仕上がっているのですが、いざマッシュアップされると、トータルミックスを鑑みて消し合えないと判断したのか、ままあるクロスフェーダーによるリレー形式成分が大きくなっています。
以上、キーに関する考察は、raveのAIによるクリエイティブさに大きく左右されます。絶対音感持ってる方が、このキー違うも有りましょうけど、DJプレイならば、敢えてその前後の曲でピッチを仕掛ける時も有りますので、実は有りの手法です。
尚Web記事では、2018年の時点で最初に投下した楽曲の方のキーが尊重されると有りますが、2022年の時点で、それはアップデートされてるのか、raveのAI解析で自己判断されたマッシュアップに仕上がってます。
キーって面倒くさいなも有りましょうけど、市販のDJソフト:TRAKTOR PROがキー解析しては視覚化しているカラムも有ります。これは便利ですね。
そのうちソフトもコントローラも購入して、いざ自宅DJすると。同じキーだから、合わさった、DJ楽しいにもなりましょうけど、それも最初のうちです。DJの最短規定時間30分でどこ迄盛り上げよう、どこで仕掛けようになると、ピッチを敢えてコントロールして飛び道具に出来る覚悟があるかになります。
基本中学校音楽基礎と、ある程度の習熟で身につきます。例えば敢えて半音下げでぶつけて気持ちが良い時も有りますからね。
まあギターよりDJの方が取っ付き易いかなも有りますが、DJこそ下積みこそがキャリアそのままになりますから、日々研鑽するしか有りません。
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