第十二章  おまけ

ヤツと再会して、凄く幸せだけど。

同時に、チョッピリ、寂しかった。


私の大好きな「小さな男の子」が消えてしまったから。


抱きしめると、私の胸に短い髪がツンツンしていたのに。

今は、私の方がヤツの厚い胸板に顔を埋めている。


それはそれで、嬉しいのだけれど。

やっぱり、可愛いアイツを抱きしめたくなる。


そんな時。

休日で、朝寝坊する時。


ヤツがやってくる。

私の布団の中に潜り込み、仔猫のように喉を鳴らすの。


わざと、私の胸に顔を埋めて。

まるで10年前のように。


私は嬉しくて、小さくなった夫の背中をギュッとする。

清志君も、私の腰をギュッとしてくれた。


温もりが嬉しい。

ずっと、ずっと続いてくれたらいいのに。


なのに、ヤツの右手が。

私のシャツの中をまさぐる。


「あっ・・・やんっ・・・。」

自分でも恥ずかしくなるほどの、可愛い声を出してしまった。


「だめっ・・・いやっ・・・これ以上は・・・・。」


ハイッ、ストッープー・・・。(≧o≦)


良い子は、早く寝ましょう・・・ね。


続きは、な・・い・・・しょっ・・・・。(^o^)

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