第4話
なんで?
え?
ソファーの上に置いて…?
いや、なかったはず。
グルグルと回る頭の中。
しばらく封筒を睨みつけて、やっと声が出せるようになった。
「いやいやいやいや!!え!?もしかして天井から落ちてきた!?」
やっと出た声はあまりにもアホ丸出しで、自分でも驚いた。
確かに寝返りをうったあの一瞬。
あの天井を見たあの一瞬。
茶封筒が見えた気がした。
ということは…。
「え!?今の封筒飛ぶの!?」
空飛ぶ技術がどんどん現実化してきた今なら、封筒くらい飛ばすことが出来るのかもしれない。
恐る恐る足で封筒を動かしてみる。
…特に動く様子はなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます