第8話 トップになりたいウォー

私は「赤の女王」です。 本章では「島を作る」ことから始めたいと思いますが、島を作る際には以下の4つが必要です。・島の名前を決める

(例)『白き雪原』(fw10.5)

【本編完結】幼女戦車 - 第18話 幼女の秘密基地 - ンッッ!!! - ンは、その地下室にいる。

薄暗い空間の中で、壁に埋め込まれた白い光を放つライトだけが部屋全体を照らしている。

部屋の四隅に配された頑丈そうな鉄柱には透明なケースに入れられたdna鑑定用の検体の数々が置かれており、その中には人間の胎児が入れられているものもある。 この部屋は決して換気もされておらず、とても息が苦しくなるほどの悪臭に満ち溢れていた。そんな空間に彼女は一人ぽつんと立っていた。 彼女の服装はボロボロになったワンピースであり、足下には裸足の足首まで届くような大きな靴下を履いていた。靴すらない裸足でこの汚部屋に立っているのは彼女だけだった。「アソビタイノ?

ワタシニ?」 彼女が振り返るとそこには小さな少女が立っていた。 少女は赤い瞳を揺らしながら無邪気な笑顔で彼女に尋ねる。「イイワヨ......ダレカトオハナシシタイコトモアルモノネ......」 そう言って彼女は少女に近づくと優しく抱き寄せた。「......チョットゴメンナサイ。チガウナラソレデイイノデスケド......」「エ? ソウナノ......?

デモアナタハヒトデショ?」 すると突然壁の一部が開き出し、その中から複数の腕が這い出てきて少女の細い手首を掴んだ。腕はそのまま少女を引き倒そうと引っ張る。「キャアッ!」しかし少女は足を踏ん張りどうにか倒れそうになるのを堪えた。それを見た少女は慌てて自分の服の中に両手を突っ込むと胸ポケットから小さなナイフを取り出し、両手で握ったそれを自身の腕に突き刺した。大量の血が吹き出すが痛みはなくただ温かい液体が溢れだすだけであった。そしてそのままゆっくりと腕を引くと傷口からは血管が伸びていた。「フゥーッ!!

フゥーーッ!!」呼吸を整えながら今度は肩越しに後ろの腕を見やる。やはりそちらも同じ動作をしていた。だが次の瞬間、腕は急に方向を変え背後から襲いかかってきた別の手がナイフを持つ手に絡みついた。

fate/golden eye - 第10話 宝具の真名解放 ~黄金の夜明け~(前) - ンは自室に戻るために廊下を歩いていた。

時刻はすでに真夜中を過ぎており廊下に響く足音だけが聞こえる。 結局あの後ギルガメッシュに呼び出され、彼の部屋に入った後も様々な質問を投げかけられたものの答えることができなかったためだ。そのため今日の彼は非常に機嫌が悪い。 それもそのはず、彼が怒っている原因は彼にあり、彼のせいでこのような夜遅くまでの残業となったからだ。 しかし、そんなことも露知らず自室へ着くなりようやく安心したのか一気に疲労感が押し寄せてくる。もう動きたくないとベッドにうつ伏せになるなり意識を手放してしまった。

fate/grand

order

-金色の血脈と白銀の兵士たち- - 宝具の真名解放 ~黄金の夜明け~(中) - ンと立香がカルデアへと来て数週間が過ぎた頃、ダヴィンチちゃん主導のもと、マシュ・キリエライトおよび藤丸

立夏による戦闘訓練が開始されることになった。 目的としてはマスターとして最低限の体力を身に付けることであり、また英霊に対して恐怖心を覚えることがないようにするためでもあるらしいのだが......

早朝7時30分、第2トレーニングルームにて____

現在、この室内には立香とエミヤの他に2人のサーヴァントがいる。

1人は彼と共に朝練を行うマシュ・キリエライトと彼女の補助をしているロマニ・アーキマンである。

彼らは今、1度サーヴァントを召喚するための触媒を確保するために特異点へ遠征しているためこの場にはいない。そしてもうひとりはというと、「おらぁ!

どうしたどうした!?

そんなもんか!?」「くっ......強い......!」

目の前で戦っている相手への驚きよりも先に悔しさの方が勝っているようだった。目の前にいるのは筋骨隆々とした金髪赤目の美丈夫だった。

fate/grand order -金色の血脈と白銀の兵士たち- - 宝具の真名解放 ~黄金の夜明け~(下) - んン

『黄金の鎧』それはアキレウスが有する盾の一つだ。それを纏った槍を持つ戦士こそトロイア戦争において数々の武勲を打ち立てた英雄ヘクトールであった。「おいおいどうした? もっと気合い入れねぇと死ぬぞ?」「......っ!」 彼は決して油断せずにその手に持った双剣を振るうが、それも全て防ぎ切

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