転勤 2

本社のお偉いさんになったKが、田無に来るらしい。俺と話がしたいらしい。悪い知らせとだけ感じていた。田無駅に着くと、お偉いさんになったKはキョロキョロした後、よりによって、俺がいつも飛び込んでいたカフェに入った。あー最悪!ここは、顔見知りの店だ!このおバカさんは、よりによって俺のお客さんの店で、俺になんかいうつもりかよ!最悪だ!俺は腹をくくった!お客さんの店で、只の客になってるこのおっさんは、開口一番俺に、誰にでも聞こえる大声で、福生へ行ってくれ!と云った!ドヒャー

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る