バブル世代のクズ
当時、本社の人間は、バブル世代に成り上がった、ラッキーな営業マンだ!
銀座や六本木、赤坂など都心部は、製氷機、冷蔵庫が飛ぶように売れた事だろう!壊れたら、買い替えるのは当たり前だった。
本社のKは、営業マンの頃、設置業者の話によると、機械の入れ替えの立ち会いにきて、ソファーに寝てるらしい。終わったら起こしてね!と云って。夜!飲む方が忙しい頃だ。しかし、そんなヤツが出世して、俺達に数字を上げろという!現場の痛みは今となっては、関係ない。夜に、今日の数字を報告しなければいけない。本社が手ぐすね引いて待っている。憂鬱な時間だ!3人の営業マンのうち誰かが、契約を上げないと数字は動かない。ツラい!FAXで本社へ数字を報告すると、夜9時頃、FAXが戻ってきた、数字を上げろ!と書いてある。しょうがない、飛び込みに行こう!当時、3人でスナックの多いエリアを選んで、手分けして飛び込んだ!すでに、サラリーマンが、カラオケを歌っている。ママさん!製氷機はいかがですか?と、言うと、ママさんが困惑している。営業中に来るんじゃねー営業妨害だろ!と思うだろうな。
サラリーマン達が、おっ、まだ働いているのか!と、チャチャを入れる。数字は全員タコだった。本社には、ワビを入れて帰った。
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