失礼
え、何だって?お前今、俺の名前を言わなかったか?シンジ、と。
シンジという名前は響きからするとカッコいいのか!?!?
一瞬浮き足だったが、すぐに落とされた。
「うちのクラスにね、名前はカッコいいだけど、冴えない男子がいんのよ。しかも私と隣り合わせ。あまりにも陰キャだから、見ててイライラすんの。
名前はシンジ。名前だけはいい名前だと思うわ」
「こーら、ハル!そのシンジくんて男の子に失礼よ!!」
おいおい、そのシンジくんとやらはこの俺のことだ。
本人を目の前にして失礼極まりないことを言うんじゃねぇ…!!!!
ま、ほんとのことだけど。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます