柔らかくて

どうしてでしょう

 

木枯らしの冬に

日が焼き付ける夏に

沈黙の夜に

異国での朝に


スマホに光るひとことが

綿帽子みたいに柔らかくて


微かな痛みを伴うのに

まだこのままで微睡みたい

片恋秘めて 甘えたい

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