イメクラ(67点)
長袖のつなぎ姿のスタッフが僕を出迎えた。
「フェラーリ・コースを」
「かしこまりました、どのレースに出場なさいますか?」
「3000円の、ユーロF3000ってやつで」
「かしこまりました、では嬢は……はい、かしこまりました、ではピットインッ」
しばらくして嬢がやってくる。ミ〇ュラ〇マンそっくりだった。
「チェンジ」
「申し訳ございません、当店オートマでやらしてもらっております、お受けできかねますっ」
「何だと?」
ここで負けたら黒ひとつ星が付けられる、負けてたまるかっ。
「でも、ここにシフトレバーがあるけど?」
僕は急いで勃起させた股間を指差す。
「それはサイドブレーキでございます」
「ははは、こいつは暴走させることはあっても、ブレーキを掛ける装置な分けないでしょ」
「では嬢に操作させてみましょ」
嬢は、息子を掴んで押し上げる。
その手のウルトラソフトさに、腰砕けになった。
「ほらブレーキだった。ではあらためましてピットインッ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます