第181話 ベクトルのその先へ
2022.12.17
今日はクリニックで仕事だ。
まぁ忙しいわね。疲れるわね。
そして、最近は双極性障害の当事者とLINEしてるんだけど、どっと疲れる。
やっぱりジェットコースターみたいというか、そもそもの性格なのか、まず誤字脱字が多すぎる。
いい大人が、恥ずかしいと思わないの?ってなる。
あとは、病識が欠落してる。
自分で鬱だ鬱だって言ってるのに、仕事を休もうとしない。
仕事を頑張る自分を美化している。
つらいとか弱音は吐きたくないから、とか言うけど、それ言ってる時点で弱音を吐いていると同義だと思うのだが、どうなのか。
弱音吐いてもいいから休めよ。って思う。
いい年したおっさんが何言ってんだよ、みたいな。
私が看護師なのをいいことに、愚痴やら何やらをぶつけてくる。
私は愚痴の掃き溜めではない。
こういう人間と関わっていると、自分もメンタルをやられてしまう。
現に、やられている。
相手はジェットコースターで病識もロクにないから、ブワーッとLINEをしてくる。
と思えば、モニター引っ張ってくることがやっと、みたいなことを言ってみたり。
薬の意味ねーじゃん。変えてもらえよ。笑
12年の間、いろんなものや人やお金を失ってきた私にとってみれば、こういった病識もなく誰かを困らせるようなことばかり言う奴は好かない。
私より、診断されて長いのに、全然自分をコントロールできてない。
病識がないから当然のことだ。
家族にも言ってないって言うし、何だか、この病気を甘く見てるんだなとしか思えない。
そんなところで、やり取りをしていて、ジェットコースターみたいなやり取りの中で、自分もこんなんなのだろうかと思ったら、自分が嫌になってしまって、どこか落ちている。
私は私なりに向き合ってるつもりだけど、客観的にみたら結局はこんなんなのだろうかと思うと、つらい。
でも、何を恨めばいいのかわからない。
何かを恨んだり、憎んだりできたら楽なのに。
言えるとすれば、母の気質の遺伝だろうか。
何かを恨んでも、憎んでも仕方ない。
だからこそ、虚しくて、悔しくて、悲しい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます