双極性障害のわたし、日々是日記。

第38話 止まない雨はない

2022.5.13

今日は1日中、しとしとと雨が降っている。

ジメジメ、ムンムンとして嫌な天気だ。

メンタルにも良くない。

止まない雨はないと、誰かが言っていた。

じゃあ、雨が降ってる最中はどうしたらいい？

差している傘をも突き破る、洪水みたいな雨の時はどうしたらいい？

唯一、身を守る傘がなかったらどうしたらいい？

「生きてるだけで丸儲け」と同じくらいに、無責任な言葉だなぁと思う。

リストカット、OD、瀉血…

輸血もしたし、貧血がひどくて何回も入院した。

精神科じゃないだけまだマシだ。

予約すれば、毎日自由にシャワーも入れる。音楽も聴ける。夜もスマホを触れる。

瀉血をしているなんて間違っても言えず、医者に白血病を疑われて骨髄穿刺をして骨髄まで調べられた。

いらない思いばかりしてきたなぁ。

調子が良いときは、双極性障害なんてウソだろー！なんて思うけど、最近は躁状態の自分を客観的に見ることができるようになってきたので、「あぁ、やっぱり病気なのね」って思う。

一生、軽躁なら幸せなのにな。

鬱なんていらないよ。

今日は、まぁまぁフラットに過ごしてるかな。

というか、私の病気において、「フラット」なんぞ存在するのだろうか。

今日は何だか、哲学的な1日。

人生とは？

幸せとは？

働くとは？

「普通の人」はそんなことに悩むことなく過ごしてるのだろう。

だって、当たり前にそれができるのだから悩むことがない。

普通のことを、普通にできる。

普通じゃないことは、やらない。

そんな人生でありたかった。