　桜の花が咲く頃、碧は高校の入学式を迎えた。

　中学生の頃頻繁にいじめにあった恐怖から

　打ち明けられるか心配と戦いながら姉と入学を迎えた。

　友達100人できるかな？と、夢に見てたけど

　それは小学生の頃夢見てたあの頃。

　でも現実と夢は違う話。

　結構根暗だった私にそんな夢なんて…

　って思っていたあの頃。

　と、考えがながら式が待つ学校へ向かった。

　私には中学卒業前に初めて付き合った恋人がいる。

『緊張する〜！！あっくん助けてー！』

　というメールを送った。

　その名は明良。

　私の彼氏は私の高校入学と共に私が住む隣の市内へ就職と共に引っ越してきた。

　まさかな本当に就職なんて夢なんて思ってなかったけど。

『俺も緊張する！でも碧なら大丈夫！俺が保証する。』ってメールの返事が返ってきた。

　よーし！！私も頑張るかな！

　っていう気持ちにもさせられ学校へ急ぐ。

　私の人生はここから大きく変わることなんて今に思っていなかった。

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