君と横になり、時々嘘をつく。

いと

4/21(木)

「ただいまー」


「おかえりー」


 僕が帰宅を告げると彼女が返事をする。


 なにげない普通の日常。


 大学生活も三年目となれば慣れはするがやはり疲れはたまる。


「ひと眠りするよー」


「ういー。ご飯は任せて」


 もう気力も残ってない。 


 ソファーでひと眠りだ。


 僕はライアー。横になる人。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る