クラス対抗戦編

1話クラス対抗戦は突然に。

ダンジョンとスキルが現れてから早三年。


スキルが発現しかつ人格的に問題がなければ各都道府県にある冒険者育成学校に通うことが憲法で定められている以上(僕もちょっとこの憲法の成立に関わったけど)僕らの青春は哀しいことにダンジョンに費やされることになる。

と言ってもまあ普通にダンジョン生活は滅茶苦茶楽しいさ僕みたいな奴にとってはね。


今更だけど一応名乗っておくよ、君たちがいずれ我がクラン(Purges)にいずれ加わるかもしれんからな。


我が名は春山和樹。第一のSクラスで首席を一応やってる。


まあその色々あったんだ、この三年間。生徒会に誘われたり先輩たちに自分たちのクランに入れと誘われたり…あれ同級生から誘われてないな野良パすら。

何でみんなハブるんだろうな。まあソロがレベリング効率一番いいからいいけどね。


???「おい、聞いてるか、和樹。お前がクラス対抗戦の攻略(ソロ)の代表として出ろ。まあ断ったとしても最悪書類を改竄すればいいしな…しかし一番お前に効くのは愚妹頼み込ませることだろうな…」


どうやら会長は自分だけの世界にトリップしてしまったらしい。


和樹(正直なところどの種目でもいいけどさあ毎年同じ種目に出さすとか酷ない。)

「しょうがないから参加してあげますよ。貸し一ですよ会長。」


会長「すまないな、一応他の奴らにも聞いたんだがな…あいつらあれはお前の専売特許やら一人だったら全く戦えませんとか抜かしやがってなって愚痴を招集かけてまで聞かして悪いな。」


「しかし、相変わらず強いよな君はソロだけど常に余裕を持って行動できてるし勇気と無謀を履き違えないしな。」


和樹「会長、やっぱ貸し一今使わせてもらっていいですか。」


会長「別にいいが何に使うのか?まあよっぽどのことでなければいいがな。」


和樹「じゃあルールにダンジョンのフロア破壊許可を追加してくれますか?」


会長「そのくらいなら何とかなるさ。幸運を祈るよ和樹くん。まあ君に言っても結果は変わらないけどね。」


和樹「会長もお気をつけて下さい。」

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