しろた一本書き勝負の話。
近況ノートで語ろうとしてたけど思い出話にもなるのでこちらに書きますわよ。
勝負っていっても特に勝ち負けを決めるものではなく「そっちの書いた話、おもしれーじゃん」みたいな褒め合いであったり「そういう解釈できたかー!」っていう認識の差異を楽しむもの――ですよね?
今月から『あのときのリテイカー』の新シリーズとして『あのころのリマインダー』を始めます。パーフェクトシリーズ既読勢にわかりやすく説明すると「偽アカシックレコードが成立するまでの物語」です。ゼルダでいえば厄災までの話。ゼルダそんなに詳しくないけど。期待の超大型新人・秋月千夏視点で語られる、風車宗治死去から組織壊滅までの期間のエピソードが中心です。ちなっちゃんとたーちゃんの絶妙な(友人以上恋人未満相棒)コンビネーションがメイン。未読勢には、まあ、過去編とだけいっておきます。
これ単体でも読める形にします。
っていうか、そもそもが単話で読めるものだったわけで。
しろたさんというのはわたしの友人です。本名ではありません。今から遡ること約十年前(とってもアバウトな約)、しろたさんの発案でワンドロならぬワンライ企画をやっていました。自主企画で見かける『同題異話』ですね。あれの内輪版と思っていただけるとわかりやすいのではないか。自分はタイトルを考えるのがすこぶる苦手で、しろたさんがタイトルを出してくれるならそれに乗っかっていくとめちゃくちゃ楽だったんですよ。
このワンライ企画の中で生まれたのが『パーフェクト・ワン!』だったり『パーフェクト・プラン』だったりの各話タイトルです。全部ではありませんが、ほとんど全部と言ってしまってもいい。話の内容は長編シリーズなので差し替えられたものもありますが、パフェワンの序盤はそのまんまですね。
そして『あのときのリテイカー』はそのタイトルっぽいタイトルを自分が考えたものです。なので、今回『あのころのリマインダー』でしろた一本書きをやっていくのは、意趣返しといいますか、原点回帰といいますか、そういったニュアンスがあります。
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