第3章 しあわせの引換券

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 昼メシをシゲチーと食いに出かけた。うちは割と残業が多いし、ヒトミが待ってるからさっさと帰んなきゃいけないんで、夜に誰かと飲みに行ったりすることはほぼ無い。忘年会ぐらいかな。あれは義務みてえなもんだから。それでもヒトミにはだいぶ愚痴を聞かされるけど。で、会社の誰かと話をしたいときは、っつっても相手はシゲチーしかいないんだが、昼メシの時間に連れ立って出かけんのがお決まりだった。洗剤臭くて歯ぎしりみてえな機械音がうっさい工場地帯を作業服姿でぶらぶら歩く。会社近くに気の利いたメシ屋はないが、阪神電車の駅まで出りゃ小料理屋がいくつか見つかって、まあ味は悪くないし、量は多いし、値段も安いから、大体そのへんでお世話になってる。その日は立ち食いのうどん屋さんに入った。天かすとネギだけどっかり入った素うどんが一杯百五十円だ。助かる。

 会社の昼の休憩時間はたった四十五分。とはいえうどんは注文して秒で出てくるし、つるっと食べられるから、時間を節約するのにちょうどいい。まあ、うどんは飲み物、って誰か偉い人が言ってたしな。ニュートンだっけ。食後、取り放題の紅葉おろしを木製の大さじたっぷりうどんの残り汁に沈め、鰹節のさっぱりした旨味に混じるピリ辛を少しずつ楽しみながら、俺は今日話すべきことをシゲチーに相談した。俺は相談するといえば、まず間違いなくヒトミのことだ。

「なーんか、僕はヒトミちゃんの気持ち、ちょっと分かる気がするんすよねえ」

 シゲチーはこがね色をしたうどんの汁に浮かぶ脂分を割りばしの先で繋げながら、ぼんやりと言った。シゲチーは頭よくないけど、勘は良く、いつも当を得たアドバイスをくれるんで、相談相手として重宝してる。

「いやいや、何が分かんのよ」

 俺の返事はちょっと絡むみたいな口調になっちまった。シゲチーは頼りにしてるが、分かる、っつう言葉には違和感があった。お前もまあまあいい年だろ。十五歳の女子なんて理解できんのかよ。へんなとこで笑うしへんなことで怒るし、おっさんにとっちゃ異性どころか異星人みたいなもんだ。

「うーん、分かんないすけど」

 シゲチーは壁に貼られた毛筆の踊るようなお品書きをねむそうに見上げると、たるんだ顎を傾げて言った。行儀悪く斜めに並ぶ「素うどん」「肉うどん」「ハイカラうどん」の行書体。おい、分かんねえのか。どっちかはっきりしろよ。

 ヒトミの高校受験の件で相談してたわけだった。ヒトミの将来のことを俺なりに一生懸命考えて、必死に探した結果、数少ない知り合いのツテで学費ローンを組ましてくれる金貸しが見つかった。金利も二○%と良心的だ。奨学金なんて借金だと思うし、俺はヒトミに借金を背負わせたくねえ。けど、俺が借金をすんなら別だ。それでヒトミがいい高校に行けるなら全然ありだと思う。ヒトミの成績なら、関西圏の名門校のどっかには引っかかるだろう。まあ、どこに行くにしても一人暮らしになるわけだが。その方が良いんだ。俺はヒトミにはそろそろ独り立ちしてほしい。いい高校に入って、いい大学を出て、いい会社に就職し、いい結婚相手を見つけてくれ。そのためなら、俺は借金でも何でもやってやる。保険金掛けてダンプに飛び込んだっていいんだ。

 そういう話を要所をぼやかしつつヒトミに伝えたわけだけど、ヒトミにはすげなく断られちまった。「わたしは地元の高校に行きたい」っつって。なんだそれ、って思った。勉強して偉くなりたくねえのかよって。そしたらヒトミは「学歴があれば偉くなれるなんて思わない」なんて昭和の馬鹿親父みたいなことをいけしゃあしゃあと抜かしやがって、また喧嘩になるかと思った。でもヒトミは「ミキオだって、学歴ないけど、ちゃんと立派に働いてんじゃん」って奴らしくもない殊勝なことを言って、ふいを突かれた俺は黙っちまった。からかうなよ、と思ったけど、ヒトミは無邪気に笑ってたから、何も言えんかった。お前、俺のこと、そんな風に思ってたのか。それは嬉しいというより、むず痒くて、申し訳なかった。

 なあヒトミ、お前には言ってないけど、俺には好きな女がいたんだ。そいつのことばっか考えてきたから、ろくに稼げてねえんだよ。最悪だろ。俺は全然、立派に働けてねえし、立派にお前を育てられてもねえよ。なあ、頼むよ、ヒトミ。もう俺からは離れてくれ。俺はお前を幸せにできねえと、申し訳なくて死にたくなるんだよ。

 そんなことを伝えてもヒトミを説得できるわけがねえから、俺は考え直すことにした。とにかく何よりも大事なのは、ヒトミを遠くの私立高校に行かせることだ。そうすりゃ全部上手くいくんだって、ちょっと浅はかかもしんないけど、そう思った。そのためにはどうすりゃいいのか、俺はシゲチーに相談したわけだった。

「なんつうか、浅はかっすよね、ミキオさん」

 でもシゲチーにそう言われたのはちょっとムカついた。結構こいつ、率直にモノを言うんだよな。まあそんなとこを信用してもいるわけだが。

 シゲチーはその先の説明はしなかった。考えてるっつうよりは、ちょっとは自分で考えろ、って叱ってるみたいに。けど俺は考えてるよ。考えて考えて、自分なりに結論を出して、その答え合わせをしてるわけだ。だから教えてくれよ。俺はヒトミにとっての、何者でありゃいいんだ。

「……再婚しないんすか、ミキオさん」

 十分な間を置いた後、シゲチーはあったまった言葉を微妙な雰囲気に溶け込ませるみたく、ふっと呟いた。なんかすごく大事なことを言うみたいな口調だった。だからすげえ嫌だったのか。それは俺が言われたくねえ言葉だった。

「は? それ、関係なくね?」

 俺の返事は思ったより棘のある言い方になっちまった。俺たちは男だらけの職場で、昔ながらのいかにも日本くせえ工場のおっさんで、普段から口が悪いし、仕事中も思ったことはずけずけと言う。その方が話が早いし、それで傷つくようなやつはハナっからこんなしみったれた会社には来ねえ。けど、いつもよりずっときつい言い方だったと思うし、もしかするとシゲチーを傷つけたかもしんないって心配した。俺たちは大事なことにすごくタフなくせ、どうでもいいことには妙に傷つきやすかったりする。

「いやいや、関係ないどころか、えぐい関係あるっしょ。ほんと、そういうとこっすよ、ミキオさん」

 シゲチーは笑って言った。馬鹿にしてるみてえな笑い方じゃなかった。髭を剃り残した口元がゆるやかに窪む。こいつ仕方ねえな、っつう具合に。一回り年下のこいつに軽く扱われるのは悪くねえ。むしろ気安い感じがして、ちゃんと俺のことを考えてくれてるんだって分かる。

 俺はヒトミの進路の相談をしてた筈が、シゲチーは俺の再婚相手の話を振ってきた。そんで、シゲチーは、このふたつは「えぐい関係ある」んだって言う。言われてみりゃ、そうかな、っていう気がした。父親と娘っつう関係って、真ん中に妻かつ母親っていうクッションがあるから成り立つんだと思う。俺たちが全然そういう関係になれんかったのは、母親がいないからだってのは、分かってて、でも同時に、分かりたくなかったんだ。

 怖かったんだな。俺たちの間に全然知らん人が入ってくるっつうことが、そんで、俺たちの関係が変わっちまうってことが。別に今の関係がベストとか、そんな脳天気なことは全然思ってなくって、ただ、もっといい関係を作ろうと思うとき、間違いなく今の関係を壊さなきゃいけねえ。そんで、俺たちの関係はそれで直らなくなっちまうぐらい、脆いもんだ。

 でもそれは俺の事情だ。ヒトミのことをマジで考えるなら、確かに、母親はいたほうがいいのかもな。分かってるんだけどな。分かってたんだけどな。

「無理だし。俺、モテねーもん」

 俺はあっさりと言った。事実だった。ヒトミの母親、つまり俺の嫁が見つかんねえのは、単に相手がいねえからだ。別に探そうともしてないけど。でも、ほんまに結婚すべきタイミングなら、そういうのは自然に訪れるんじゃねえの? 別に結婚したくないんじゃない、できないんだ。いくらヒトミのためっつっても、無理にするのはちょっと違うと思う。

「事務の新人の子が、ミキオさんのこと、ちょっと良いって言ってましたよ。ほら、NGTの、おぎゆかに似てる子。『熊のプーさんみたいで可愛い』って。その子、けっこうなファザコンらしくて、お父さんに似てる人を好きになるんだって。『遠目に見てるだけでドキドキする』ってわりと思い詰めた調子で言ってたの、マジ可愛くないっすか?」

 その言葉を聴いて、俺は反射的に苦笑いを浮かべた。ああ、なんか、事務の新しい子、いたな。NGTとか分かんないし(日産の新しい車か?)、その子の顔もよく覚えてねえけど。なんかすげえめんどいって、真っ先にそう思った。「熊っぽい。それも冬眠明けのどんくさいやつ」ってヒトミにもよく弄られるが、ヒトミ以外に言われるのは、なんか、うぜえ。

「嘘っすよ」

 シゲチーは目尻に意地悪いしわを作って言った。

「おい!」

 俺は思いきりシゲチーの背中を叩いてやった。シゲチーは心底おかしそうに肩を揺らしてゲラゲラ笑った。

「いま思ったでしょ、めんどい、うぜえ、って」

 俺は黙るしかなかった。ばっちり図星だ。つうか、シゲチー、こういう搦め手ができるやつだったんだな。意外とやらしいとこあんじゃん。

「ミキオさんは、結婚できないんじゃなくって、しないんすよ」

 シゲチーは投げやりにそう言い、テレビの昼ドラを流しながら安楽椅子で船を漕いでるおばあちゃんに声を掛けると、そば湯を注文した。ここのそば湯、やたら熱いし、量が多いから、いま頼むと午後の始業時間に間に合わねえんだけどな。まあうちの会社はそのへん緩いし、シゲチーが話を聴いてくれるのが嬉しかったから、俺もそば湯を注文した。おばあちゃん店員がよっこらしょと向日葵柄のワンピースに包まれたガリの身体を持ち上げ、曲がった腰を叩きながら、からくり人形みたいなカクカクした歩き方でのれんの奥に消えてった。うなぎみたいに細長いカウンターに並んでるのは俺とシゲチーだけになった。黒ずんだ油の滲む換気扇がしゃがれた音を立てて回り、冬なのに出したままの蠅取り紙がしどけなく揺れる。

「シゲチーはいいよなあ、いい相手が見つかって」

 俺はメラミンのちぎれ雲模様が掠れたカウンターに肘をつき、溜息とともに言った。シゲチーと付き合ってる経理の子は、とりたてて美人だとは思わねえし、正直、あんまり気立ても良くなさそうだが、シゲチーとすげえ仲良さそうだなっつうのは普段のちょっとした遣り取りを見てても感じた。社内でいちゃついたりとかもちろんしてねえし、事務的な会話に徹してるけど、その子、シゲチーと話してるときだけちっちゃなえくぼが現れんだ。俺はそいつのこと、つっけんどんな嫌なやつと思って敵視してたから、シゲチーの前ではそんな愛らしい顔もすんだって偶然気づいたときに驚いた。

「うん、でも、僕、あの子みたいないい相手を見つけるのに、えぐい苦労しましたよ。初めての彼女だし、最後の彼女にしたいと思ってます」

 そう言ったシゲチーの声は惚気混じりの癖に圧があって、俺が横目で窺うと、背筋をしゃんと伸ばし真っ直ぐに前を見てて、上客へのタフな売り込みでも見せねえ貫禄を漂わせてた。冗談のつもりで絡んだら当てられたぜクソ。まじで素敵な相手なんじゃねえか。

 それにしても、初めての彼女、っつうのは驚いた。シゲチーは関西の私立の四大出で、割と遊んでる子が多い学校ってイメージあったから、てっきり大学の時は数人と付き合ったことがあるもんだと思ってた。シゲチーは変に真面目なとこがあって、身が固いんだっつうことも分かるけど、一発でいい相手を見つけられる眼力は大したもんだな。

「へえ、すごいね。いい相手を見つけんのに、コツとかあんの?」

 純粋に興味があったから、訊いてみた。それを俺が役立てるつもりは全く無いが。

 おばあちゃん店員がのれんを潜って現われ、やっぱりからくり人形っぽいぎこちない動きで、漆塗りのお盆に載せたそば湯をウィーンと並べてくれた。バカでかい茶碗にたっぷり入ってる。うっかり口に含むとケツから湯気が噴出するぐらい熱いんで、冷めるまでしばらく待つ。それまでの暇つぶしぐらいの軽い格好で、シゲチーはそのやり方を教えてくれた。

「一緒にメシを食いに行くんす」

 あんまりに単純な方法なんで、俺は吉本興業よろしくカウンターから転げ落ちそうになった。なんだそれ、昔から散々言われてる、むちゃくちゃベタな方法じゃねーか。

「ただメシを食いにいくだけ? それともなんか秘訣があんの? サイゼリヤに行くとか?」

 俺は半ば呆れた口調でそう尋ねた。男が女を見極めるとき、初デートでサイゼリヤに行く、っつうのも、まあまあベタなやり方だ。サイゼリヤはメシが美味いし、メニューも凝ってるし、かなり使えるレストランで、俺もたまの外食では必ずサイゼリヤ選ぶぐらい好きだが、良くも悪くも値段が安すぎるからな。男の奢り前提の初デートでサイゼリヤに連れて行かれりゃ、女の立場からすれば、自分が値踏みされてるみたいでいい気がしねえんだろう。だから、初デートでサイゼリヤに連れてっても文句ひとつ言わねえような女なら、恋人候補としてまずは合格、っつうせこいやり口だ。まあ今となっちゃこの方法も有名だし、もはや意味を持たないと思うけど。こういうのは、相手が知らなくて初めて使える手だから。

「そうっすね、サイゼリヤがいいっす」

 シゲチーはけろりとそう答えて、俺はまたコケそうになった。今どきそんなんに引っかかる世間知らずがいるかよ。なんか馬鹿馬鹿しくなってきた。そもそも、俺はヒトミの進路を相談したいんであって、俺が恋人を作るだとか結婚するだとかの話はどうでもいいんだけどな。

「でね、サイゼリヤに行って、メニューの端っこから端っこまで、全部注文するんす」

 シゲチーは意味ありげにニヤつきながら言った。俺はサイゼリヤのメニューを思い浮かべる。いや、それ、むちゃくちゃ多くね? 定番のミラノ風ドリアにマルゲリータピザにアーリオ・オーリオ、そんでヒトミの好きなエスカルゴのオーブン焼きだろ、ムール貝のやつもあったな、酒が欲しくなるチョリソーに、分け合うのにちょうどいいパエリア、ハンバーグとかステーキもある、あとうちは食わねえけどパンナコッタとかデザートもあんじゃねえか。なんてこった。サイゼリヤのメニューでしりとりできんじゃねえの。

「は? 食べきれねーだろ」

 俺は咎めるように唾を飛ばした。意味が分かんねえ。そんなん注文して、どんだけデブを彼女にしてえんだよ。こいつデブ専か。あ、でも、シゲチーと付き合ってる経理の子は、ちゃんとメシ食ってんのか心配になるぐらいの痩せ型だったしな。事務服のタイトスカートから現れたふくらはぎは、まとめてローキックで折れそうな細さだったことを思い出した。

「食べきれなくていいんす」

 シゲチーはにこにこ微笑んで、目の前のそば湯の茶碗にそっと両手を添えた。俺も真似してみたが、まだだいぶ熱くって、飲めそうにない。会社はとっくに始業してる。でも安いそば湯だろうが注文したもんはちゃんと飲まねえとな。もったいねえかんな。それが日本人の一般的な感覚だろう。だからシゲチーの言ってることは分かんねえ、っつうか、頭おかしいとすら思う。食べきれんかった料理がテーブルいっぱいに溢れてる場面を思い浮かべて、俺は、うげってなった。

「料理を食べきれなかったとき、それでも、美味しそうにご飯を食べてくれて、たくさん食べ残しても笑ってくれてる子が、合格っす」

 シゲチーの言葉はやっぱり分かんなくて、頭おかしくて、こいつやべえなと思ったけど、ちょっと良いな、とも正直思った。もっかい同じ場面を想像し、視点を今度はみんなの表情に移してみりゃ、ああ、なんかすげえ幸せっつうか、家族の食卓だなと思った。うん、たぶん、そういうハチャメチャな時間とか空間を共有できる相手が家族だし、そういう相手と家族になるべきなんだろう。シゲチーと経理の子も、きっとそうだったんだろうな。ふたりがテーブルの上にアホほど料理並べて、「食べきれねー」っつって爆笑してる場面を想像したら、やっぱそれは幸せとしか形容できねえ。経理の子は書類にちょっとでも不備がありゃ重箱の隅を爪楊枝で削ぐみてえに執拗に追及してくるとこがあって、神経質そうなとこが苦手だったから、思わぬ一面を知って見直した。あいつ、結構大らかで肝座ってるとこあんじゃん。シゲチーのいい奥さんになってくれるかもしんない。これからは経費精算の書類出すとき、ちゃんと改ざんしないよう気をつけようと思った。

「結婚式には呼んでくれよ!」

 俺はそう言って、そば湯を一気に飲み込んだ。まだすげえ熱くて、喉の奥からガマガエルの潰れたような声が出た。そば湯はなかなか冷めないうえ、話を聴いてたらしいおばあちゃん店員のアドバイスっつうか、若い頃の信じがたいラブロマンスを聴かされ、シゲチーとふたりでツッコんでるうちに遅くなった。やっと会社に戻ったら昼イチの開発進捗会議をすっぽかしたことになってて、それはさすがに部長に叱られた。俺が腹壊してトイレに籠もっててシゲチーは付き合ってくれてたんですシゲチーは悪くないんです、って適当な嘘をついて誤魔化した。後輩を守るのは俺の役目だからな。シゲチーは俺の話を聴いてくれたわけだし。問題は、ちっとも解決してねえが。

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