5月

5/1 トマス・ブルフィンチ しんわ・でんしょう けんきゅうしゃ かんさいのほんやで うんめいてきな であいをした

中田は本屋に入った ▽

 

どうする?

▷『20カ国語ペラペラ』(種田輝豊)を探す

  ブラブラする


中田は『20カ国語ペラペラ』を、

みんな大好き「ちくま文庫」の棚から探した ▽


しかし、新版の発売日は、もう少し先だった! ▽


中田はやる気が下がった ▽


どうする?

▷ついでに、「角川文庫」と「岩波文庫」の棚を見る

  帰る


中田は「岩波文庫」の棚を見た ▽


……おや!? 

中田の様子が……! ▽


おめでとう! 

中田は『ギリシア・ローマ神話』を見つけた! ▽


あの有名な、トマス・ブルフィンチの本だ! ▽


どうする?

▷買う

 買わない


中田は思わず、『ギリシア・ローマ神話』を買ってしまった! ▽


人類ハ、書物ニ弱い生き物デ~ス ▽


中田は、目の前が真っ暗になった! ▽



 ……というわけで、買ってしまいました。

 トマス・ブルフィンチの、『ギリシア・ローマ神話』(岩波書店)です。

 彼はアーサー王伝説の研究でも著名であり、私はその流れで知りました。

 この書籍、評価がかなり高いみたいです。しかも岩波文庫版には、序章に夏目漱石(夏目金之助)の書簡がついています。

 まさに、運命的な出会いだと思います(大げさか?)。

 こうなったら、『中世騎士物語』の方も、読んでみるしかないですね。とは言え、アーサー王伝説に該当する部分は、すでに角川文庫版で持っているのですが。


 実は、トマス・ブルフィンチの他に、篠崎晃一しのざきこういち教授にも出会ったんです。東京女子大学で方言の研究をされている、有名な教授です。これ、昨日の出来事なんですけれど、本当に運命的な出会いを連発しました。


 で。

 ブルフィンチと篠崎教授、一体どちらを買うべきか、結構悩みました。

 で。

 悩んだ結果、ブルフィンチを買いました。篠崎教授は、また今度。


 ――本当に、金のかかる趣味です。

 ついこの間、『図説 アーサー王物語』(アンドレア・ホプキンズ)を買ったばっかりなのに……。

 欲しい、欲しいとは言っていたけど……。

 値段だって、安くないのに……。

 特にアーサー王伝説は、すでに散々読んで、内容は大体分かるのに……。


 こういうわけなので、神話や伝説にのめり込むのは、金がかかるのでおすすめできません。特に収集癖のある人は、止めておいた方がいいです(ブーメラン)。


 まぁ、でも、買ってしまうんですよね。

 間違い探しレベルの違いでも、それを楽しむために買ってしまうんです。

 そういうもんです、そうなんです。


 アーサー王伝説に関しては、いい加減、フランス系の話も読みたいですね。ロベール・ド・ボロンが欲しいです。

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