天才厨二病達の生徒会生活

白悟那美 破捨多

第1話「始めよう我々の生徒会活動を」

ここは、私立上科能しりつじょうかのう高校。どこにでもある普通の共学の高校である。だが、この高校には唯一普通ではない事がある。それは、生徒会に属するメンバーが全員厨二病という事だ。

「さぁ始めよう、我々の生徒会活動パーティ·ムーブを」

「はい、会長リーダー

「早速だが、今日お前たちに報告がある」

「一体何を報告するというのだ。その報告の内容によっては、私の仕事クエストが増えることにもなるかもしれん」

「安心しろ、会計ブレインよ。今回の報告は我々全体の仕事がより楽になるかもしれん報告だ」

「それは誠ですか!?」

「あぁ、取っておきの報告だ」

「イイカラ トットト ハナシヤガレデス。書記リライト仕事クエストガ タマッテテ ジカンガナイデス」

「あぁ、悪いな書記リライトよ。では、報告をしようではないか、今回我が生徒会パーティに新たな仲間が加わることになった。ようこそ新人ルーキーよ。我らの生徒会室サンクチュアリへ」

「よ、宜しくお願いします」

僕は今、訳が分からない。生徒会に入らないかと先生にスカウトされて入ってみたら、何この状況。頭痛いわ。

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