第27話 お聞きしたいことが…
「あのー、旦那さんとは夜はあるんですか?」
飲み友達のナースが私の顔を見るなりの第一声!ここまで突っ込んだ質問は初めて。いや、みんな遠慮して聞いて来なかったのかもしれない。彼女は既に酔っていた。
「半年程ないかな」
もはや、どのタイミングで始まるのわからなくなっている。私が生理の時はトイレに「生理ちゃん」というマスコットを置いて知らせる決まりがあるも、終わったからといって誘われることもない。私が仕事の日は、疲労感でクタクタなので基本的に寝落ちしてからのベット行きの毎日、休日ともなれば、朝から極度の便秘の為に下剤を服用し、トイレ通いが頻回になる。この状態で一体いつにそのような気持ちにお互いになるのであろうか?来月は私の母が同じマンションに引っ越してくる。
「お母さんがカワイイっていうけど、ミシェルさんはただのオジサンだからね!」
子供にあった時に言われた言葉。私にはただのおじさんには見えず、とても可愛らしく見えるのである。もしかしてこれが魔法であるのならどうぞ解かないで…ずっとかかっていたいものである。ミシェルとの生活も2年目に突入している。
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