薬不足といろいろと…

@J2130

第1話 薬が来ない

 12月の年末からこの3月の年度末にいたるまで大好きな皆様の作品をあまり読めず、コメントも書けず…、小説も思ったよう書けず、UPできず、

「う~ん、いけないな…」

 思うことが多くて。

 ストレスでもあり、「ダメだな…」と思っています。

 自己嫌悪になりそうです。


 昨年の9月ごろからこの3月まで友人や叔母がなくなったりといろいろありまして、それはいつか小説かエッセイにしようと思うのですが、今回はふたつだけ書かせて頂きます。


 時事ネタのつもりはなかったのですが、そうなってしまいました。


 ニュースでも報道されているようですが、今、薬の業界は

「不足」

 で持ち切りです。


 さらにこれもニュースになったかもしれませんが、4月1日からの「調剤報酬の改定と薬価の大幅な改定」がありました。


**********


「ねえ、発注したウルソデオキシコールの100ミリが入ってこないけれど…」

 昨日発注した調剤用の薬品が卸さんの配送の荷物に入っていなかった。

 電話をしてみると、

「それ、今、管理品なんです…ないんです」

 と回答されました。


 コロナの影響、ウクライナの影響もありますが最初は主に有名医薬品製造メーカー2社の製造過程上のミスにより、業務停止や回収でした。

 大手でしたので、その分を他社で補おうとすると、そちらの薬も不足しまして、これが瞬く間に悪循環になりました。


 ジェネリック薬品が最初に不足して、先発薬品も不足して、類似する薬品も不足して…、不足、不足、ない…。

 かなり手広い種類の薬品をその2社が作っていたので、多くの薬品が不足どころか

「まったくない」

 状態になりました。


 卸さんの営業に訊いたら、

「約3000から5000種の薬」

 が不足しているそうです。


 自分の責任ではないのですが、せっかくお薬を求めにきた患者さんに薬が出せないのですね。

「いつはいるの…」

 とは患者さんに言われることですし、僕は卸やメーカーに言う言葉でもあります。


「わからないんです、入りましたらお電話します」


 まったく同じ言葉を患者さんに応えています。


 あらゆる卸に電話し、さらに保健所でやっている薬局や他の仲間の薬局に電話をかけて…。


 コロナも大変だけど…、薬がないのは僕にとってはすっごく大変なことです。

 今でも毎日悩んでいます。



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