CASE1 人が人を殺す理由。
CASE1 人が人を殺す理由
始まりはとある一本の電話からだった。
【依頼ですか??】
【あぁ、一様。昨日彼女にも伝えたんだがね。
君も同行するかと思って連絡したんだ】
【!ありがとうございます!同行します!】
____________________________
「まだ寝てたのか…」
ドサッ
と黒いリュックサックをベットの横の椅子におくと
「おいこら、起きろ。」
そう言って金髪に黒い髪が混じったスタイルでまるメガネをかけた20代くらいの男がベットで規則正しい寝息を立てている黒髪の歳の近い女の肩を揺らして目を覚まさせようとする。
しばらくすると思わず通り女は黒い瞳を隠していた瞼を開けた。
「おはよう。鳥瀬尾。いい朝だね。」
そう機械のように無感情の声そして作られたように口角を上げる唇
その言葉に金髪の男
________鳥瀬尾 共理は
「もう昼だ。」
ため息を吐きながらそう返した。
「おや、そうなのかい。」
「…さては事件ファイル作ってて寝落ちしたな?」
ベットに乱雑に置かれてあった"スクランブル交差点連続刺殺事件"と書かれたファイルとその周辺にあるコピーしたであろう記事、いくつもの新聞記事、走り書きされた何枚ものメモを指を刺す。
「あぁ、昨日、紹介所が電話でこの事件の被害者遺族の一人から依頼を受けてね。殺人事件だから私が担当を。
依頼人と会う前にある程度資料をまとめておこうと思ったんだ。」
淡々と言いながらファイルに記事やメモを挟んで鳥瀬尾に渡す
「この事件って確か一月前から起こってて
一番、最近だと先週起こったやつだよな?」
受け取った当の本人はそれをみてそうった。
女は
「そうだね。」
と言うとハンガーにかけてあった服を手に取りその場で部屋着から着替え始める。
「そ、それで?」
彼女が堂々と着替え始めるのは今に始まった事ではない。
鳥瀬尾は慌てて後ろを向き話をふる。
「ニュースの映像や記事を見て分かったのは
交差点を移す防犯カメラには犯行の瞬間は写ってだけれどパーカーのフードを深く被り帽子もかぶって人相は分からない。
おまけにあの人混みの中だと誰も一瞬のことで気が付かないし
殺人が行われる時期に規則はなし
凶器のナイフも持って逃走してるし長袖手袋してたんならおそらく証拠は出ない。
警察も手を焼くわけだ。」
そう言い終わる頃には彼女の着替えは終わっていた。
「今から見に行くんだろ?スクランブル交差点」
そう言って鳥瀬尾は先ほど乱雑に置いたリュックを背負う
「そうだね。現場近くのカフェで遺族とも待ち合わせしているから。」
「おい待て、何時に?」
「午後3時」
「午後3時って…あと30分!?」
「おや、もうそんな時間だったのかい?
どうせなら事件現場と犯人が逃げた方向にある建物を見てまわってからにしたかったんだがね。」
「言ってる場合か!このままだと遅れるから急ぐぞ!」
といまだにベットに腰を下ろしている彼女に対して言うのだった
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