第963話 池袋暴走事故の被害者の方と加害者の長男の対談を見た感想の話。

池袋暴走事故の被害者の方と加害者の長男の対談を見た感想の話です。


私、池袋暴走事故の加害者が逮捕された時の映像を見て、めちゃくちゃよぼよぼ歩いていたので「こんな状態でアクセルもブレーキも踏めなさそうなのに、よく自動車を運転していたなあ」と思っていたのですが、加害者の方と長男のご家族は新年に一度集まるくらいで、加害者の方の普段の暮らしについては全く把握していなかったっぽいです。


長男は、父親(加害者)が年に二回転んだことは知っていたそうなのですが、事故が起きた後に、毎月転倒していて『転倒日記』というものを記録していたことも知ったそうです。


私は池袋暴走事故の加害者が「自分はきちんとブレーキを踏んだ。車が壊れている」と強硬に主張していた印象がすごく強かったんですけど、被害者の方に長男を通して謝罪の手紙を渡していたので「反省しているんだなあ」と思いました。


個人的には、加害者の親族(長男とその家族)が加害者の日常生活をきちんとサポートしていたら、たぶん事故は起きなかったんだろうなあと思いました。

お金持ってそうなんだから、車の運転ができるハウスキーパーとか雇ってあげればよかったのにね。

それか、月に一度くらい実家に戻って、レストランとかに連れて行ってあげるとか。


***


うちの近所にもひとり暮らしの自慢屋さんのおばあさんがいて「私は子どもたちから大切にされている。この前は箱根に旅行に連れて行ってもらった」とか自慢してたみたいなんですけど、でも、おばあさんを毎月美容院に連れて行ってあげていたうちの母があまりの自慢に辟易して手を引いてからは美容院に行けてないっぽくて、でもそのこと、子どもたちは気づかないのかなーと思って。

旅行に連れていくより、毎月美容院に連れて行ってあげた方がいいと思うんだけどな……。


自慢がひどくてうちの母も連れて行っていた美容院の方にも「自慢ばっかり。無理……」って思われてるのも、気づいて無いのかな。本人が気づかなくても仕方ないかもしれないけど、子どもたちは誰も自分の母親が自慢をまき散らして近所に迷惑かけてるとか思わないのかな……。

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