第752話 『ストーリーの面白さもすべて吹っ飛ぶ苦しさを感じた』という感想を読んで、そういうことあるよね。わかる……と思った話。(2023年8月5日)

『ストーリーの面白さもすべて吹っ飛ぶ苦しさを感じた』という感想を読んで、そういうことあるよね。わかる……と思った話です。(2023年8月5日)


私は『ストーリーも登場人物も大好きだけどお金が尽きて苦しい!! そしてやり直すのがものすごく前にしたセーブデータからなのがつらい!!』って思いながらプレイし続け、心が折れ、砕け、塵になり、そして力尽き倒れ、それでもどうしても何が何でも男主人公と仲間たちの幸せな結末を見るために必死に頑張ったフリーゲームが過去のウディコン作品の『スポンサーガ』です。


私『スポンサーガ』は死力を尽くしてプレイしてエンディングにたどり着けて本当によかったと思っているので、その成功体験から「すごいきつい」とゲームプレイ中に思っても「せっかくここまで頑張ってプレイしたんだからエンディングを目指そう!!」と思ってプレイしてしまうことがあって、その最大の失敗体験がフリーゲーム『ヴェスタリアサーガ』です。


だから今は本当、無理だと思ったらすぐに撤退する。フリーゲームもネット小説も。


『ストーリーの面白さもすべて吹っ飛ぶ苦しさを感じた』という感想があったフリーゲームは、私も序盤で「無理だな」って思った作品です。何が無理だったかと言うと……。


①ダンジョンの雑魚敵が強くて雑魚戦闘がつらい


②ダンジョン内での回復手段が尽きるとダンジョンを出て回復アイテムを買いにいかなければいけない


③回復アイテムはダンジョンを出てから街マップを歩いて行かないと買いに行けなくて面倒くさい


④回復アイテムを買うための資金を工面するのがつらい


⑤上記の繰り返しが無理


と思ったので早々に撤退しました。

面倒くさいRPGを制作するゲーム制作者様あるあるだと思うんですけど、たぶん、自分で作った街マップに愛着がありすぎて、プレイヤーを何度も歩かせようとするんですよね……。

イベントも起きないのに、同じ街マップ何度もうろうろするのって、私はつまらないんですよね……。だって単なる街マップじゃないですか……。


『うろうろしてイベントを起こす』タイプのゲーム内容だと、うろうろする甲斐もあるんですけど。なんでダンジョン内全回復魔法陣とかつけなかったのかなあと思って。

もしくはダンジョン内に回復アイテムを買える自販機を置くとか。


私が迷子になったり飽きたりしてエンディングまでたどり着けなかった2023年ウディコンのRPG作品の多くは、回復に関してはとても便利でした。

死んでもゲームオーバーにならずに数回死んだから男主人公等を強化できるようになるとか、拠点に無料で回復してくれるNPCがいるとか、宿屋の代金が無料/良心的だったりとか。

それでも飽きたり迷子になったりしてエンディングまでたどり着けなかったのに、回復があんなに面倒くさいフリーゲームに私が付き合えるわけがない。


私は迷子になる確率が高めの迷子プレイヤーなので、私が迷子になっても私以外のプレイヤーの方は大丈夫だと思うので、迷子の件は別に修正とかいらないと思います。たぶん、迷わない方は迷子プレイヤーが迷うところで「なんでこれで迷子になるの……?」ってびっくりすると思います。すごい迷うのよ。


迷子になっても、一応頑張ってさ迷うんですけど、さ迷ってもたいてい迷子状態は解消されずに終わります。それが迷子プレイヤー真由子……。

でも、それでも私RPGジャンルが好きです。長編RPG大好き。

だから『ウディコンは短編作品が有利』という声に負けないで欲しいです。

ゲーム好きは絶対長編フリーゲーム大好きだから。それは絶対。

ただバグに阻まれたり迷子になったり、ゲームに飽きたりするリスクはあるんですけど。そこは短編ゲームが有利と言われても言い返せない……。


でも私が今、遊んでいるのは長編SLGなので!!(ウディコン作品ではないです)

エンディングまでたどり着けるか、バグで心折れるか、ゲームの難しさに泣いてプレイを中断したら、そのフリーゲームの感想を書きたいと思います。

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