フィクション作品で『いじめ加害描写たのしみ！！』と思ったことはありますか？

私、基本的にフィクション作品のいじめ加害描写が苦手で、カクヨム様の検索結果表示でも、キーワードに『いじめ』がある作品はなるべくスルーするタイプです。

でも！！　今、楽しみに見ている中国ドラマ『長安賢后伝』の貴妃いじめ加害は楽しみー！！

それというのも、皇帝と貴妃がわがままでやりたい放題したからです。

貴妃になった王女は、皇帝の異母弟との婚約が決まってたのよー！！

皇帝が！！　母親の皇太后（女主人公）に王女との交際を反対されることを恐れて、想い合っていることを秘密にしていたからです。馬鹿ー！！

だから、王女を好きになった異母弟が母親（太妃）にお願いして、太妃が皇太后（女主人公）にお願いして、ちゃんと正式に決まった婚約だったのに……。

それで、皇帝は、先帝が決めていた友好国（めちゃ強い）の王女（気が強い）を皇后にしたのよ。

でも皇帝は皇后（気が強い）を嫌って、初夜をスルーし、皇后は苛立ちを使用人にぶつけて粗相をしたら折檻し、それを知った皇帝は折檻された使用人（女官）と共寝するというぐちゃぐちゃな仕様に……。

そんな中、異母弟の結婚が迫り、思い余った皇帝と異母弟との婚約者が駆け落ちをしようとして、それを異母弟に見つかって皇宮に連行。

結局、異母弟の婚約は破棄。

その後、異母弟と太妃の気持ちを宥めるため、皇太后（女主人公）は、位の高い『親王』に異母弟を封じることになって、やれやれ一件落着だと思ったら……。

皇族の集まりに出席した異母弟は『戦で武勲をあげたわけでもないのに』『最年少で位の高い親王になったことを妬まれ』『皇帝に婚約者を奪われたと婚約破棄を馬鹿にされまくり』傷ついて、皇帝と自分を裏切り捨てた婚約者を恨んで自死……。

その後、異母弟を死においやった王女が皇帝の貴妃となって後宮入りするのです。

絶対にいじめ加害起きるでしょー！！　という展開。

せめて、皇帝が皇后と共寝して、皇后が嫡子を産んでから、貴妃を迎えればいいのに……。

皇帝と貴妃は自分たちのことしか考えていないので、周囲の怒りと恨みがどれほどのものか、身をもって知ればいいと思います。

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