第435話は投稿場所を間違えました!!
第435話は投稿場所を間違えました!!
コメントをいただいて気づきました。ありがとうございます……。
間違えた内容を、一応晒しておきます。いただいたコメントも残したいし……。
間違えたのは『アルカディアオンライン【高橋悠里 中学一年生・一学期終了編】』の 第九百二十二話です……。
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マリーはユリエルへの返信を書きながら口を開く。
「真珠。これからユリエル様と遊びに行こうと思うんだけど、いいよね?」
「わんっ」
真珠はマリーの言葉に元気よく肯いた。
真珠の『わんっ』は『いいよ』の意味だとわかっているマリーは、真珠を見ずにユリエルへの返信を書き続けた。
「ユリエル様への返信、書けたっ」
マリーはそう呟いて、ユリエルへの返信の内容を読み返す。
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ユリエル様。メッセージをありがとうございます。
私と真珠もユリエル様と一緒に『事件解決ショー』を見に行きたいです!!
今、私と真珠は『銀のうさぎ亭』にいます。
子どもと子犬だけで出かけて、マリーのお母さんにめちゃくちゃ怒られてつらかったのですが、ユリエル様と一緒なら遊びに行かせてもらえると思います!!
真珠と一緒にユリエル様のことを待っていますね。
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マリーはユリエルへのメッセージの内容を確認して送信した。
「真珠。今ユリエル様にメッセージを送ったよ。私、急いで着替えるからちょっと待っててねっ」
「わんっ」
真珠はマリーの言葉に肯く。
マリーはクレムからのメッセージの確認を後回しにして着替え始めた。
ユリエルが迎えに来る前に、出かけられるように支度をしなければいけない。
真珠はマリーの支度が終わるまで暇なので、ベッドの上でごろごろ転がって遊んでいる。
マリーはチェック柄のワンピースに着替えて『疾風のブーツ』を履き、着ていた寝巻を畳んでベッドの上に置く。
そしてベッドを転がって遊んでいる真珠に視線を向けて口を開いた。
「真珠、支度終わったよ」
「わんっ」
真珠はマリーの言葉に肯き、ベッドを転がるのをやめて、ベッドから軽やかに飛び下りた。
真珠の首には、マリーの『白薔薇蜘蛛糸のリボン』が巻かれたままになっていて可愛い。
狩人ギルドの初心者講習の時にマリーが真珠の首に『白薔薇蜘蛛糸のリボン』を巻いて、そのままにしているのだ。
マリーと真珠はユリエルを待つために部屋を出て、一階に向かう。
家族用の段差の大きい階段を下りたマリーと真珠はカウンターに立つ祖父に笑顔を向けた。
「お祖父ちゃん、おはようっ」
「わうわぅっ」
「マリーもシンジュも起きたのか。もう昼だぞ」
「そっかぁ、今、お昼なんだ。でも夜とか真夜中じゃなくてよかった」
マリーの言葉に真珠は何度も肯いた。
真っ暗な中で出かけると、マリーと真珠は怒られる……!!
プレイヤーとテイムモンスターはHPが0になっても死なないし、痛覚設定が0なので痛くないし、NPCに比べたら無敵なのに、子どもと子犬の見た目だと、NPCキャラの親に対しては、立場が弱い……。
***
光月26日 昼(3時14分)=6月1日 19:14
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