第13話
「そっか、欧米ではそうなんだよね」
「そうそうあっちはみんなサバサバしてる」
俺が春川さんと歩いてたら、
前方から幼馴染がやって来た。
なんか、俺と春川さんに気付いて滅茶苦茶
驚いた顔して俺のすぐ前まで早足できて
言う事には。
「ちょっとシンジ!もしかしてデートとかじゃないよね?」
「え、デートだけど?」
「え、ちょっと...」
俺は春川さんに腕を掴まれたじたじになった。
デートではない。断じてない。
「あんたがもしかして山吹くんの幼馴染?
なんか、彼に告白したのにイケメンとキスしてたとか彼に失礼よ!」
「な、、!!その告白はただの罰ゲーム告白による嘘告白。誰でもいいから告白しなさいって言われて幼馴染にしただけっ!!
イケメンとキスしてたのは無理矢理されたのっ」
「ヒナタ...。俺のこと罰ゲームで告白なんかしてほしくなかった...俺はその告白を間に受けてたのに」
「もう行こう!ダーリン!言いたいこと言えたじゃん!!」
「え!俺ダーリンじゃないけどっ」
「あ、ちょっと...!!」
このあと、幼馴染は後悔してた。
罰ゲーム告白で俺を選んでしまったこと。
本当は俺のこと好きみたいだったけど、
もうなんか、直球できてくれる金髪ギャルの彼女ができたから今更俺のこと好きだったって言ってももう遅いな。
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