盲目の華

人間には人間の細胞がある

だから

お前にはお前の細胞がある

と天才たちに

言ってやりたかった


僕に出来ることは

限られてるから

液晶ディスプレイから

君の顔を消した

恋は盲目


恋愛には恋愛の命があって

つまり

死ぬことは死ぬだけのこと

終わりじゃないって

今私想う


僕は細胞と 才能で

君を美しく汚したかった


でもはじめから君は

美しくて汚かった


盲目の華咲いていく

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