迷子

君の記憶から居なくなる

ことに决めた


世界死にかけ選手権に

何も考えず飛び込んだけど


行き先なんて判らない


君はどこから来たんじゃない

留めようとした


ただ美しい人だったってことを


僕は忘れる

君が出ていったから


事実僕が一人だってことを

ただ証明している


完成しない苦しみが続くって判って

悲しみや苦しみで勝てないと判って

僕らしさを


君に置いてきたと気づいた



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