36日目(5/19)アイス三つ

 5月20日。今日も晴れ。暑い。寒暖差どうした。


 今日も朝から教習。最近運転が楽しいと言うと、「あんなにビビってたのにねー」と笑われる。今日はおしゃべりに夢中になりすぎて、一度ウィンカーを出しているのに右折するのを忘れて補助ブレーキを踏まれた。「右折、右折!」と叫ばれ、「ひいいすいません」と言いながら曲がった。調子に乗るのはよくない。


 帰りは母が迎えに来てくれる。運転手のおじさんと話さなくていいから楽だ。途中で海岸によって、売店で「島の恵みたっぷりジェラート」を買ってもらう。ひとつ250円もするやつ。私はとうきびチョコ味、母はヘーゼルナッツ味。車で海岸を眺めながら食べた。とうきびチョコ味は黒糖の向こうにうっすらチョコがいるような気がする味だった。母は途中でギブアップして、半分くらいヘーゼルナッツ味も食べた。ナッツの味が濃くて、香ばしくておいしかった。


 帰ると妹が微熱でダウンしている。とはいえ元気。冷えピタを張ってやると冷たさにきゃっきゃと笑う。妹がなかなか寝ようとしない代わりに、私がお昼寝をしてしまった。2時間ぶんたっぷり寝た。


 夕飯時に叩き起こされ、もそもそ夕ご飯を食べる。今日はエイの煮つけとクロアナゴの塩焼き。どちらもおじさんが釣りでゲットしてきたやつだ。「そろそろ魚型を釣りたい」とおじさんは嘆いている。アナゴだのウツボだのエイだのばっかりで、魚っぽい魚は確かにあんまり釣れていない。


 夕飯の最中、母とおじさんは急用で出かけた。頼まれた洗い物をし、部屋で小説を書いていると、帰ってきたおじさんがスーパーカップのチョコ味をくれた。本日3つ目のアイスである。スーパーカップは大きすぎるからハーゲンダッツがよかったなあ、などと言えるわけもなく、ありがたくいただく。


 アイスのおいしい季節である。

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