ラ・コラージュ

ぱぱぱぱぱぱぱぽぱぱぽぱぱにぱぱぱぱぱぱ

瓦田魔弓という女

 瓦田魔弓は凶暴なんてもんじゃない。


 ぜーんぶめちゃくちゃにしてから嵐のように去っていく。


 なんでそんなことをするのか尋ねたら、意外と素直に答えてくれた。


「わたしは失望したのよ、世の中ってホントゴミ」


それだけ?


「バックグラウンドを話してほしいの?


 ま、簡単にいうとね、ネットで自由に意見を主張している人いるでしょ?


 そこまではいいかと思っていたの。


 でもよくよくみたら憶測だけでしか喋ってないし


 何より自分の都合のいい意見しか見てないのよ


 だから違うって言われると強烈に反応する


 上澄で腐ってるのとおんなじ


 だから絶望した。


 それで思ったのよ。


 自由に、めちゃくたにしたらいったい何ができるのかなって」


 秩序じゃない?


 僕は脊髄反射で答えていた。


 魔弓はふーんといった後、どこかに行ってしまった。


 案の定、教室のガラスを全部割って。


 警察、仕事しろ。


 こんなやつほっといたら世界終わるぞ。

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