第68話 成長2

『能力が解放されました』

鑑定。

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NAME レイ JOB 調合師 性別 男 年齢 5歳

スキル

鑑定

ポーション作成

・回復(C) (20)

・魔力回復  (20)

・スタミナ回復(20)

・状態異常回復(20)

・造血    (20)

・消毒    (20)

結界魔法

身体強化魔法

魔力循環

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Cランクの回復ポーションを作成できるようになっていた。どうやら自分の作れる1ランク上のポーションを作成できるらしい。とりあえずは喜んでおくレイであった。ところでこのDランク回復ポーションをどうするか。作るには北の街からの輜重部隊の素材が2つも必要である。コストが高いため治療院に置くわけにもいかない。こういったことはセバス様に丸投げするとしよう。


今日は朝の日課を短めにして、毒を作ってみようと思う。使用するのはこちらだ。

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乾燥痺れ草

・状態  :良質

・血中に入ると体に痺れを起こす

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乾燥眠り茸

・状態  :良質

・血中に入ると眠くなる

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こちらの2種類を使って矢毒を作ってみようと思う。初めは乾燥痺れ草で部分麻酔を乾燥眠り茸で全身麻酔を作ってみようかと思っていたが、この街での需要は低い。おそらくだが完成しても他の街で受け入れられるには時間がかかりそうな気がした。なので、まずは受け入れやすそうな矢毒から作ることにしたのだ。作るといっても水で戻しすり鉢で軟膏状になるまでするだけだ。軟膏は完成し鑑定をかける。

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痺れ毒

・状態  :良質

・血中に入ると体に痺れを起こす

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眠り毒

・状態  :良質

・血中に入ると眠くなる

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効果は変わらず軟膏状にすることができた。後は試すだけだが、その前に傭兵ギルドへ行く。その後、毒の試験に向かうので弓が使えるラピスも連れてきた。


傭兵ギルドに着くと早速鑑定をかける。

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ポイズンフロッグ

・状態:死亡

・カエルの魔物。

・食用:可(毒は熱処理可)

・素材:魔石(心臓)、毒(麻痺毒)、油

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解体の人に告げる。

「このカエルの肉食べれますよ」


そう言った瞬間全員固まった。ほかに目ぼしいものもなかったのでそのまま西門から外へ出る。ゴブリンで今日作った毒を試すためだ。ついでに牧場の様子も見に行くことにした。その途中、運よく2匹のゴブリンと遭遇した。ラピスに毒を塗った矢を射ってもらう。どちらも胴に当たり麻痺毒の方は泡を吹きだした。眠りの方は痛みで興奮したためか効果がないようだ。レイ達は2匹のゴブリンを狩り魔石を取り出した後燃やして処理し、牧場へ向かった。

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残金:銀貨1枚 大銅貨247枚 銅貨483

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