憂日

翡翠色の空を舐める燎原の炎のように

わが身こそ焼き尽くされなければならない

死灰に残る清浄な白のように

清められたこころでなくてはならない

魂を篝火として意味を鋳造し

我を我あらしめなければならない

賽の河原にて石積をするがごとく

奉仕の気持ちにならねばならない

水面を仰ぐ水泡のごとく

裁きの日を待たねばならない

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