株式徒然なるままに

第11話 いろいろ

　何回か手法、というか流儀というかやり方を変えてきていますが、いつもいつも今度こそ、って思っています。

　記憶のある限り最初の方法は、方法とも言えないけど、テレビとかネットで〇〇株が暴落した　→　買って上がるのを待てば大儲けじゃん、ってやつ。

　待てませんでした。

　次は、確か株主優待狙い。単価が安くて、クオカードとかくれる銘柄狙い。

　株主優待廃止により半値以下に下がって損切り撤退。それ以来自社商品を優待にしているところしか買わないことにしました。

　その次は、サヤ取り。

　サヤの開閉を調べて、異なる銘柄の買いと売りの組み合わせを作るんですが、売りの銘柄の決算月が来たら、配当落調整金を払わなければいけません。

　それがもったいないと思ってその権利確定日前に返済買いをしたんですが、ちょうど売り銘柄が赤字出したうえ、ペースが乱れて結局うやむやになってやめちゃいました。

　さらにその次はうねり取り。定期的な上げ下げの周期があると思われる銘柄を探して、自分で決めたルールに従って売りまたは買いを仕掛けて３か月、または６か月の決済を繰り返す。

　キシダノミクスの長い上げ相場にひっかかり、売りで延々と損を出し続けてやめちゃいました。

　そしていまは、山崎元さんのオルカン一本でいいよ、というのに従って黙ってオルカンETF持ちです。

　そしてこの間の４０００円下げで評価損が……。

　まあこれはホントに長期で余裕資金しか突っ込んでないから別に慌ててるわけでもないんですけど。

◇◇◇

　自分なりのやり方を確立するまでは損が出るものらしいのですが、いまだにそこまで至っていません。

　はやりの本はたくさんあるのですが、いくつか試してみてうまくいかない。

　おそらく、著者が昔儲かっていたが今は通用しない方法を本にして金を稼いでいる、下手すれば誰かの本のコピペで投資をしたことがない人が書いているのだろうと思います。

　ＦＸの本に多そうですね。

　儲けてるのならわざわざ本を出して小金を稼ぐ必要ないですものね。

　あとは、再現性のない方法を書いているだけ。

　先は長そうです。