チバユウスケが亡くなった。

学生時代に知った。

彼の声も、曲も、歌詞も、どれも思い出が染み込んでいる。

音楽や匂いは不思議だ。

一瞬でその時に引き戻される。チバユウスケはわたしの歴史であり、タイムマシンだ。

この1年、何も思い出したくなくて彼を封印していた。が、その訃報はそれを容易く破った。会社のトイレで、久しぶりに涙が出た。とめどなく押し寄せてくる記憶を受け止めながらまた１つ歴史ができた。

ありがとう。

チバユウスケ。

そんな今日の1曲。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT で『世界の終わり』

虫の知らせか、最後のツアーに遠征をしてまで行ったことが幸せな記憶です。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい