資格手当(夢みる頃を過ぎても)

遅れてやってきた夏休み3日目。

前夜祭からすぐに昼夜逆転になったので、もはや曜日感覚はどこかにいってしまった。久しぶりに短編小説を公募に出したので力尽きたいところだったが、どっこい来週に試験が迫っているからそうもいかない。ストレスを散財で対処する節があるため、今月はなぜかすでに手取りを大きく超えるクレジットカードの支払いとなっている。なんとしても試験に合格して、資格取得手当をいただくほかない。わたしの経済は、わたしの脳みそにかかっている。なんだか、仕事よりも圧倒的にアドレナリンが出ている気がする。


中学校の時、テストで95点を取ったにも関わらず、関心意欲態度が〜などと言われ評定が5点満点の4だったことがある。いま、会社で同じことが起きている。ほとんど残業をせず、他の人の終わっていない部分まで担当しているにも関わらず、もっと頑張れるはずなのにどこか楽をしている、という評価。なぜそんなに早く帰りたいのか、という上司の問いにはうっかり笑いそうになった。挙句、中学校のときも似たようなことがありました、と言うと水を得た魚のようにずっと言われるってことはあなたに何か原因があるわよね、と言う始末。どうか、わたしの人生の邪魔をしないでほしい。

そして、察してほしい。わたしにとって生活のための単純作業8時間は、それ以上の時間と労力を捧げるようなものではないことを。


わたしには仕事以外にやりたいことがたくさんある。仕事はそれらをやるための手段でしかない。この働き方改革が叫ばれるなか、テレワークもフレックスもなく、残業を強要される会社とはここまでのご縁なのかもしれない。


この件については、わたしはわたしを悪いと思っていない。


そんな今日の1曲。

きのこ帝国で『夢みる頃を過ぎても』


まだ夢をみてるの?と笑われても仕方がない。

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