ちょっとだけ(花)

仕事で嫌なことがあったとき、カルボナーラが美味しくできたとき、洗濯物の匂いがいい香りのとき、たった一言でいいから共有できる人がいればいいのにと、ちょっとだけ思う。人とずっとは一緒にいたくないのに、都合のいいときは話し相手を探してしまう。


男女の友情には終わりがあると刺してきたドラマがあった。男側が結婚するときに、奥さんとなる人が女側と会わないで遊ばないで、と言うのだ。男女の友情はあっけない。これで終わり。もう会えないし、会っても誰も幸せになれないゴールが待ち受けている。


ただ、同性の友情もやるせない。会えば、好きな人や彼氏の話ばかりで上の空。彼氏や好きな人より優先されることは、来世でもやってこない。そこまで考えて、とりあえずマツケンサンバを踊る。1人は別に悪いことではない。壁を歩く、小さい蜘蛛に話しかけてみた。鼻をかもうとしたら、ティッシュがなかった。


そんな今日の1曲。

藤井風で『花』


脚本家というのは、実のところどういう人がなっているのでしょう。

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