ボウリング場(君の街まで)
学生時代によく遊んだボウリング場が突然明日閉店するという情報が回ってきた。久しぶりの同級生からの連絡。それなのに、そんな気がしない。あの頃と同じように、昨日も遊んだ、そんな錯覚に陥る。自転車で、遊ぼうと友人の家を回ったあの頃に。
ボウリング場と同じ建屋に、カラオケも卓球場もゲームセンターもパチンコまでもあった。娯楽という娯楽はそこにあった。1日中いることがあんなに容易い場所はなかった。
卒業して一度も行くことはなかった。
だからこそ無くなってもそこに何かが残る気がする。
そんな今日の1曲。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONで『君の街まで』
忘れることはない、思い出せないだけで。千と千尋の神隠しのこの言葉に救われています。
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