テキーラサンライズ(気楽にやろうよ)

一軒目、二軒目、三軒目。

少しずつ脳は麻痺して、すべてのことを楽しいと感じ始める。はじめて会う人ともなぜかしたしく話せる。気づくと、普段なら話さないような悩みを気軽に話していたり、陽気に飛び跳ねていたりする。


記憶はあるが、辿ることが怖い。一期一会と言えば聞こえはいいが、果たしてその時間は必要なものだったのか。ほかにもっと楽しいこと、すべきことができたのではないか。振り返って、じっとりしてしまうそんな時間。ここ最近そんなものが増えた気がする。


満たされているからなのか、それとも満たされていないからなのか。知らない人と知っている人の垣根が低くなっているのに、心の壁は分厚くなっている。気さくなのに、気難しい。叶わないことから必死に逃げている。真面目な自分と、殻を破りたい自分が戦っていて、アルコールに負けた真面目な自分が、目覚めてから自分を責める。


『これで、いいのか?』と。


もっと自由にと言われればそれまで。しかし、戦いは続く。


そんな今日の1曲。

King & Princeで『気楽にやろうよ』


脳と心と体が分裂していて苦しい気がします。何かが変わろうとしているのかもしれません。

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