推しに会いに行く(彩り)
お昼ご飯を多めに食べて、いつもより背筋を伸ばして働く。
今日は推しに会いに行く日。
会いに行くと言っても、駅前の大きな看板を見に行くということだけれども、十分にドキドキしているし、テンションが高いのは周りにも明らかだろう。
推しのところに向かうわたしの足取りは軽い。早帰りの時は上司へ気を使うわたしのお疲れ様でした、もきっと今日は数トーン高かったのかもしれない。心なしか上司も楽しそうに見えた。
推しに会いに行く。
そこには推しを推している人がたくさんいる。言葉を交わすことはないが、お互いの気持ちは何も発さずともわかる。
みんな笑顔で、少し照れていて、いい写真を撮れるようにみんながいい思いをできるように暗黙の了解で良いポジションを譲り合う。
「仕事帰りに行くなんて、元気だね。」と同僚は言った。しかし、それは違う。
「わたしは推しに元気を貰いに行くのだ。」
そんな今日の1曲。
King & Princeで『彩り』
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