本屋さんのない町(時空かくれんぼ)
今住んでいる町をとても気に入っている。
穏やかで、春には桜が咲き夏には子どもが庭でプールに浸かっている。秋は金木犀の香りが漂うし、冬には石焼き芋の車が町を回る。
ただ1つ足りないものがある。
私にとって、どうしようもなく大きい存在。
本屋。
そう、本屋が町に一軒もない。
何の用もなくふらっと寄って、匂いを嗅ぐだけで楽しいあのほっこり空間がわたしの住む町にはない。
他は全てあるのに、それだけがない。
しかし、職場近くに本屋さんはあるし、家のすぐ近くに図書館もある。実際は本屋さんが町にないことで困っていることはあまりない。
なんだか満たされているのに満たされていない理由を探すのと似ている。お腹いっぱいなのに余計に食べてしまうあの感じに。
そんな今日の1曲。
BUMP OF CHICKENで『時空かくれんぼ』
最近、BUMP OF CHICKENの露出が多くて嬉しいです。
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