3月9日(3月9日)
今日は仕事中、日付を確認していてふと手が止まった方もいらっしゃったかもしれません。
3月9日。
きっとあの曲が作られるまでは、普通の、祝日でも何でもない1日だったに違いありません。
卒業式のある学生が多いのでしょうか、ちらほらと袴を着ている方も見られました。
わましは小中高大と卒業式では泣かないくちでした。
転校が多く、思い入れが乏しいということもありましたが、何より卒業しても仲良い子とは仲が良いままで何も変わらないと信じきっていたからかもしれません。
今ならわかるのですが、あのときはわからなかった。
毎日、同じ場所で会い、同じことをすることの尊さが。
新しい環境に馴染み少しずつ疎遠になっていくことをなんとなく寂しいと思いつつ、新しい楽しさにかまけて見ないふりをしていました。それが学校教育の間の良いところだったのかもしれません。
終わりがあって、始まりがあること。
会社員に終わりは通常なく、終わりがないので一新されることもありません。クラス替えも進級もなく、ただ山を登っているように感じます。
それでも今朝は3月9日を聴き、当時のあれこれを思い出しました。もうどこで何をしているかわからない友達だった人、好きという気持ちを考えさせてくれた人、大人というものを見せてくれた先生だった人。
なんだか目頭が熱くなってきました。
本日はこの辺で、思い出をあらためてまぶたの裏にしまうことにします。
そんな今日の1曲。
レミオロメンで『3月9日』
本日退職される方がいらっしゃったので、心の中でこの曲を送りました。
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